正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

後場売り直される

7日の東京市場は反落です。日経平均は165円安でした。コーン国家経済会議委員長辞任が伝わったことで、米トランプ政権による保護主義への警戒感が強まり、円高が進んだことが、投資家心理を冷やしました。米半導体株高と円高が一服したことで、ハイテク株が買われ、一時プラスに浮上する場面はありましたが、時間外のNYダウ先物が大幅安になったことから、後場に入って売り直されています。

再び底割れを警戒

結果として日経平均は5日移動平均に押し返されるかたちで下落しており、今晩のNY株次第では再び底割れを警戒しなければならない状況になりました。週末にSQを控え、先物主導のインデックス売買に振らされる状況にも変わりはなく、大きく値を崩した銘柄のなかからリバウンドを狙える対象を探るタイミングにはありますが、今しばらく見極めが必要です。

中小型は資金逃避の恐れ

特に前週まで人気を集めていた中小型株については、リード役のVテクノロジー(7717)が実質最高値更新と気を吐いていることで、大きく値を崩すところまではいっていませんが、値動きが鈍っている銘柄が目立ちました。全般下値へのバイアスが強まるようなら、資金逃避の動きが加速する恐れがあり、早めの損益確定、あるいはショートヘッジが必要と考えています。

割り切り対処なら宮越HD

その意味で、上値を出し切ったと見られるヨータイ(5357)やテクノHR(6629)、東海カーボン(5301)などは引き続きショートを狙っていいでしょう。一方、当面の底値圏で長い陽線を引いたヤクルト(2267)やユニオンツール(6278)は値動きを確認しながら打診買いを入れてみたいと思います。また、割り切り対処ならかつて仕手材料株として人気を集めた宮越HD(6620)が新値をうかがう動きになってきました。

花咲 翁




相場見通し

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