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リスク回避の売りが広がる
30日午前の東京市場は大幅続落、日経平均は400円安で4月18日以来、約1カ月半ぶりに2万2000円台を割り込みました。イタリアの政局不安に端を発した欧州株安や米株安を受けて主力株を中心にリスク回避の売りが広がりました。米長期金利の急低下による運用利ザヤ縮小や欧州国債価格下落に伴う損失懸念から金融株が売られ、為替市場ではドル、ユーロに対しても円高が進み、輸出株の足かせになっています。
ソウルドアウト、シスメックスがプラスに浮上
マザーズ数やジャスダックも大幅に続落するなど、ほぼ全面安商状です。ただ、やまねメディカルがこの日もストップ高カイ気配となるなど、より強い銘柄に資金が集中する傾向がさらに強まっており、きょうの後場は逆行高銘柄に打診買いを入れてみたいと思います。ピックアップ銘柄ではソウルドアウト(6553)、シスメックス(6869)が揃って朝安のあとプラスに浮上しました。短期値幅取り候補も上昇基調をキープしている逆行高銘柄をピックアップしています。
花咲 翁
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