正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

リスクオフの巻き返し続く

 9日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は264円高と1週間ぶりに2万2000円台を回復しています。NY株高を受けリスクオフの巻き返しが続いており、特にナスダックの上昇が目立ったことから、電機セクターを中心に買い戻しが広がりました。株価指数先物にまとまった買い物が断続的に入ったことで、一時上げ幅は300円を超えています。時間外の米株価指数先物や中国・上海総合指数の上昇もフォローになりました。

25日線目標ながら戻り売りも

 日経平均は直近の下げに対するリバウンドの動きで、25日線が走る2万2400円近辺が当面の目標になるでしょう。ただし、トランプ米大統領が第2弾となる160億ドル相当の制裁関税を2週間以内に発動すると述べたことが伝わるなど、米中貿易問題がくすぶり、上値では戻り売りや利益確定売りも出てきますので、全般は膠着感の強い展開になりそうです。

相対的に小型株の上昇が目立つ

 東証1部の値上がり銘柄数は1649と全体の8割近くを占めており、個別にも自律反発の動きが広がりましたが、エーザイ(4523)が前週末に続いてストップ高に買われたほか、相対的に小型株の上昇が目立ちました。あすも出遅れ銘柄のリバウンドが続きそうですが、値幅は限られると考えられ、高値抜けが期待できる強い銘柄にターゲットを絞りたいと考えています。

ピックアップ銘柄は戻り売りの状況見極め

 ピックアップ銘柄ではシスメックス(6869)、ダイキン(6367)ともに続伸しましたが、ここからは全般相場の動向と戻り売りの状況を見極めたうえで投資スタンスを決めたいと思います。短期値幅取り候補はリンクバル(6046)を利益確定しましたが、引き続き高値をうかがう動きのいい銘柄に絞り込んで下値を狙っていく方針です。2月決算発表銘柄で内容の良い銘柄もチェックです。

花咲 翁

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