値嵩株売られ指数押し下げ
26日午前の東京市場は小幅反落、日経平均は22円安です。前日の米国株は高かったものの110円台まで入った円高が嫌気され、ソフトバンクやファーストリテなど指数採用の値がさ株が売られ、指数を押し下げました。ただ、東証1部の8割以上の銘柄が上昇しており、TOPIXはプラス引けです。
上値の買いは手控え
日銀がETF買いについて日経平均型からTOPIX型にシフトすると改めて報道されたことが要因で、実質は上昇した印象ですが、30~31日に日銀金融政策決定会合を控え、上値の買いは手控えれれています。好決算発表のアドバンテストや信越化学は買われましたが、朝高の後上げ幅を縮めており、日本電産やファナックはマイナス引けとなっており、反応はいまひとつです。
決算スケジュール睨み
ピックアップ銘柄ではダイキン(6367)、ゼンリン(9474)は堅調でシスメックス(6869)、浜松ホトニクス(6965)も底堅く推移しました。ただし、上値の買いは手控え、あくまで下値を狙っていきたいと思います。短期値幅取り候補は高値圏で値動きの鈍った銘柄を利食い、損切りを含めて処分しました。今後は決算発表スケジュールをにらみながら、候補銘柄をピックアップする方針です。
花咲 翁
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