正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

指数以上に売り圧力強い

12日午前の東京市場は前日の大幅高に対する反動で、戻り売りに押される展開でした。日経平均は60円安と3日ぶりに反落しています。米国株高と111円60銭台まで進んだ円高を受け、買いが先行でスタートしましたが、寄り後すぐに下げに転じました。半導体や電子部品など主力電機株の下げがきつく、工作機械受注の悪化で機械株も売られるなど、東証1部の7割強の銘柄が下落する指数以上に売り圧力の強い地合いです。

イベント控えで買い入れづらい

マザーズ指数も大幅下落でフシ目の1000ポイント割り込むなど、中小型株も売りが優勢で、高値圏にある銘柄が利益確定売りに値を崩すケースが目立ちました。あすは引け後にECB定例理事会のドラギ総裁会見、週末にはSQと三連休、来週に自民党総裁選挙や日米通商協議を控え、積極的な買いは入れづらい状況が続きそうです。

割り切り対処なら強い銘柄

ただ、25日線が下値抵抗ラインとして機能する可能債が高く、個別に短期的な突っ込み警戒感が意識される水準に売り込まれている銘柄が多く、好業績銘柄には冷静に押し目買いのタイミングを計りたいところです。また、地合い悪のなか値動きのいい銘柄に人気が集中する傾向が強まっており、割り切り対処なら引き続き強い銘柄に絞り込んで下値を狙ってもいいでしょう。

短期値幅取りは新値銘柄を追撃

ピックアップ銘柄ではダイキン(6567)、ゼンリン(9474)は底堅く、任天堂(7974)は出直り基調を強めました。ジャムコ(7408)は25日線を割り込みましたが、ここからさらに突っ込むようなら押し目を拾いたい考えです。短期値幅取り候補ではソースネクスト(4344)やタウンニュース(2481)、グレイス(6541)が強い動きで、新値をとってくるようなら追撃です。一方、シノケンG(8909)は安値を割り込んでおり、底打ちを待ちたいと思います。

花咲 翁

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