目次
朝高の後値を消す
週明け26日午前の東京市場続落、日経平均は19円安です。前週末と同様に朝高の後値を消す弱い動きでした。前週の大幅安の反動で買戻しや自律反発狙いの買いが先行しましたが、上海株が下げ幅を広げたことで買い手控えられ下げに転じています。前週末の米国株市場でアマゾン、グーグルが決算発表を受け売られたことで、企業業績への期待を後退させました。ただ、11月のオプションSQまで残すところ9営業日となり、投機筋も先物売りで利益を上げることが難しくなっています。個別にも下値を売り込み辛い水準まで下落しており、追い証発生などによる需給整理を見極める必要はありますが、反騰のきっかけ待ちの状況と見ています。
ジャムコは上振れ期待
前週末引け後に通期業績と配当予想を上方修正した信越化学工業(4063)は株価が当面の底値圏にあったこともあり、急反発に転じました。ピックアップ銘柄では上振れ期待からジャムコ(7408)が大幅に続伸しています。短期値幅取り候補では農業総研(3541)やサインポスト(3996)、技研製作(6289)、イーソル(4420)、ナカニシ(7716)などが上げ幅を縮めたもののしっかりです。ここからの突っ込みは買い向かうところですが、様子を見極めながら慎重に対処したいと思います。
コメント