今が最も暗い場面【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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1年3カ月ぶり2万円割れ

 25日午前の東京市場は大幅に5日続落しました。日経平均は1010円安と17年9月以来1年3カ月ぶりの2万円割れです。前日のNYダウが653ドル安と大幅に下落し、110円20銭台まで進んだ円高や上海株安がリスク回避の流れを加速させました。海外投資家がクリスマス休暇入りで市場参加者が限られ、買い手不在のなか売りが売りを呼ぶ恰好で、値下がり銘柄数は2096と全体の99%を占めています。

ひとまず一服へ

 個人投資家の追い証発生に伴うパニック的な投げ売りが出ている状況で、一部ヘッジファンドとみられる先物を絡めたショートも観測されました。ただ、今が最も暗い場面であり、逆にここは拾い場との見方は変えていません。今晩の米国株市場は休場で、反転のきっかけをつかむことがむつかしい半面、外部のリスクも限られますので、あすはひとまず一服といったところではないでしょうか。

打診買い第一弾

 下値を警戒しながらではありますが、あすはピックアップ銘柄のソースネクスト(4344)やハリマ化成(4410)など収益上振れ期待が強い好業績株に打診買い第一弾を入れたいと思います。一方、短期値幅取り候補では、ダイセキ(9793)をはじめショート銘柄は後場に一部を利益確定しました。ロングは今後の出直り局面で戻り売り、あるいは持続を判断する考えです。ただ、きょう打診買いを入れたジェネパ(3195)は逆行高で新値をうかがう動きになっており、あすの動きを見ながら追撃も検討したいと思います。

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