動きのいい銘柄を順張り【正直じいさんの株で大判小判】

米株安と円高が重し

　２９日午前の東京市場は大幅続落、日経平均は２００円安です。決算発表を受けたキャタピラーなど主要企業の下落で前日の米国株が安く、１０９円１０銭台まで円が強含んだことが重しになりました。米中貿易交渉への警戒感や時間外の米株価指数先物安も買いを手控えさせています。売り一巡後はやや下げ渋りましたが、ＦＯＭＣや米雇用統計の結果待ちで、３Ｑ決算発表本格化を前に様子見気分が強く、さえない展開でした。

リンクを噴き値売り

　東証１部の売買代金は概算で８９６０億と薄商いが続いており、米中貿易問題の企業業績への影響も警戒され、主力銘柄には手を出しづらい状況です。ただ、短期資金は中小型材料株の一角に向っており、短期値幅取り候補ではリンク(4428)を噴き値で利益を確定しました。一方でリネットＪＰ(3556)を追撃買い、クボテック(7709)やＡｍｉｄＡＨＤ(7671)にも買いを入れて様子を見ています。資金の逃げ足は速いので、引き続き、割り切り対処で動きのいい銘柄を順張りで狙っていきたいと感がています。

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