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利益確定売り優勢
18日の東京市場は6日ぶりに反落しました。日経平均は187円安です。前日までの5日間で600円近く上昇していたことから、利益確定売りが優勢でした。前日終値水準で寄り付いたあと、小幅に上昇する場面がありましたが、先物にややまとまった売りが出たことから下げに転じました。週末は米国や欧州、アジアの主要市場が休場となることから、海外投資家の持ち高調整の売りも加わり、後場に入ってやや下げ幅を広げています。
動きのいい銘柄に割り切り対処
日米貿易協議初会合が無難に通過したことで自動車株が買い戻されましたが、東証1部の値下がり銘柄数は1907と全体の9割近くを占め、個別にも売り圧力の強い展開でした。ただ、中小型株ではサンバイオと弊紙水晶で働き方改革関連のチームスピリットの2本柱を中心にしたバイオ株と好業績材料株物色は健在です。10連休まで立ち合い日数にして6日を残すのみとなり、利益確定の流れへの変化に注意は必要ですが、動きのいい銘柄には割り切って乗っていきたい考えです。
チームスピは連日の最高値
ピックアップ銘柄ではチームスピリット(4397)が連日の最高値更新と気を吐いており、中長期スタンスで引き続き押し目を拾い継続です。サンバイオが連日でストップ高に買われたこともあり、バイオにも切り返す銘柄が目立ちました。短期値幅取り候補はRPAHD(6572)を高値圏で利益確定、動きの鈍った双信電(6938)など5G関連の損益を確定する一方、追撃買いを入れた3Dマトリックス(7777)やキャンバス(4575)、日ホスピス(7061)が強い動きです。
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