物色の流れ見極め【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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続落も買戻しが下支え

26日の東京市場は続落しました。日経平均は107円安で配当落ち分を考慮すると70円安程度の小幅安です。FRBによる早期利下げ期待の後退で、前日の米国株が下落したことを受け、売りが優勢でしたが、半導体や電子部品株への買戻しが下値を支えました。米マイクロンがファーウェイへの出荷を一部再開したことや円高一服で、過度な業績悪化懸念が和らいでいます。

ムニューシン発言で流れ変わる可能性も

もっとも、東証1部の売買代金概算は1兆6814億円と3日連続で2兆円を割り込んでおり、G20を前に売り買いともに手控えられました。全般膠着感が強いなか、ハイテク株に加え、新興バイオなど引き続き中小型材料株が個別に物色されましたが、G20後もこの流れが続くかは見極めが必要であり、一旦ポジションを軽くしておく必要があると考えています。ただ、ムニューシン米財務長官が「米中交渉、90%完了した」 との発言で、225先物がナイトセッションで急反発、1ドル107円60銭台まで円安が進んでいます。流れが一気に変わるようだと買い戻しを考えています。

銘柄絞り込む

ピックアップ銘柄ではそーせい(4565)、東レ(3402)は底堅く、イボキン(5699)が反発しました。短期値幅取り候補は前日に高値圏で値動きの鈍った数銘柄の損益を確定し、絞り込みまをかけており、きょうは都築電(8157)に追撃買い、共栄セキュリ(7058)などに打診買いを入れています。ショートでアシックス(7936)とゼンリン(9474)が一段安に売られました。

by 株価チャート「ストチャ」

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