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続伸も閑散小動き
4日午前の東京市場は小幅に続伸、日経平均は5円高です。前日の米国株が下落した流れを引き継ぎ、売り先行で始まりましたが、70円超まで下げた後は買戻しに持ち直しました。為替の落ち着きや時間外の米株価指数先物高、上海株の切り返しが支えになっています。もっとも、前場段階の東証1部売買代金は概算で、7410億円にとどまり、閑散小動きの展開が続いています。
個別には売り優勢
東証1部の騰落銘柄数は値下がりが1485と全体の約7割を占め、マザーズ指数やジャスダック平均も下落するなど個別には売り優勢でした。高値圏で動きの鈍ったバンクオブイノベ(4393)の利益確定、マーケットエンタ(3135)は損失を確定しましたが、追撃買いを入れた明和産(8103)は大幅高で新値を追い、NRI(4307)もしっかりです。ただ、資金の逃げ足は速く、噴き値は確実に利益を確定し、動きが鈍れば早目に見切る考えです。
by 株価チャート「ストチャ」
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