いわゆる寄り天
２３日午前の東京市場は小反発、日経平均は４円高です。前週末の米国株市場でＮＹダウなど主要株指数が揃って最高値を更新、米中首脳による電話協議が行われたと伝わったこともあり、買い先行で始まりました。もっとも、高寄りの後は上げ幅を縮めるいわゆる寄り天で、後場はさらに値を消し、ＴＯＰＩＸはマイナスで引けています。海外投資のクリスマス休暇入りで市場参加者は少なく、東証１部売買代金は概算で１兆４９９８億円に細りました。
高値掴みには注意
買い手不在で東証１部の騰落銘柄数は値下がりが１４８６と値上りを大きく上回り、主力株は開店休業状態でした。ただ、一方で下方修正の２４７(7074)がストップ安に売られた影響は多少あったものの、ＩＰＯはセカンダリーを含めて活況が続いています。節税対策による換金売りが出やすい時期で、高値掴みには注意が必要ですが、年内は今年のＩＰＯ銘柄を中心に中小型株の短期売買で回していきたい考えです。
チエルやサイババズを追撃
推奨銘柄では東洋合(4970)、ダイコー通(7673)の利益を確定、トリケミカル(4369)などの損益を確定するとともに、痛い損失になりましたが、下方修正の２４７(7074)の損失を確定しました。ただ、追撃買いを入れた手間いらず(2477)や英和(9857)はしっかりで、後場はチエル(3933)、サイババズ(7069)などに追撃買い、スマレジ(4431)に打診買いを入れています。
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