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地政学リスク警戒した売りかさむ
大発会6日の東京市場は大幅に3日続落しました。日経平均は451円安です。米国とイランの対立激化に伴う地政学リスクを警戒した売りがかさみました。前週末の米国株が下落、為替市場では円高が進み、原油価格の急騰も買いを手控えさせました。東証1部の値下がり銘柄数は1835と全体の86%を占めるほぼ全面安商状です。
ポジションを組み直すチャンス
ギャップダウンで寄り付いた後も下げ幅を広げ、前引け近くに510円近くまで下落、後場は円高一服や日銀ETF買い観測に下げ渋りましたが、戻りは限られており、まずは外部環境の落ち着きと下げ止まりを確認する必要があるでしょう。短期資金は資源や防衛関連などに向かいやすい状況ですが、活況を呈したIPOの換金資金は中小型株に還流すると考えており、ポジションを組み直すチャンスととらえています。
逆行高銘柄に打診的に買い
推奨銘柄については昨年末にプラズマ(6668)や太陽誘(6976)など数銘柄を残してほとんどの損益を確定しており、広栄化(4367)やエードット(7063)、サイババズ(7069)など逆行高銘柄に打診的に買いを入れました。全般地合いの落ち着きと物色の流れを見極めながら銘柄を選別し、買いのタイミングを計っていきたいと思います。
株式情報と相場見通し
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