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楽観ムード後退で利益確定売り
15日の東京市場は4日ぶりに反落しました。日経平均は108円安です。米国が発動済みの対中追加関税を大統領選後まで維持すると報じられたことから、米中協議に対する楽観ムードがやや後退、前日の米国株は上値が重くまちまちの動きで、利益確定売りが優勢になりました。ただ、押し目買いに下値は限られ、東証1部の売買代金は概算で2兆168億円と後場入って幾分商いが増えています。
決算銘柄物色活発も…
20年2月期予想を上方修正したベイカレントがストップ高、3Q5割増益のクリレスHDが大幅高で最高値を更新するなど、決算を手掛かりにした物色は活発でした。一方で20年1月期大幅下方修正のコーセーREや20年2月期上方修正もコンセンサスを下回ったメディアドゥが急落するなど、大きく値を崩すケースが目立っており、参加者が限られる中でのネガティブな反応には要注意です。
チームスピ1Q好調な滑り出し
推奨銘柄では1Q好調な滑り出しのチームスピ(4397)が急反発、プラズマ(6668)もしっかりで、好業績期待のメニコン(7780)は新値を取ってきました。2月期3Q決算発表はほぼ一巡しましたが、来週から始まる3月期3Q決算をにらみスマレジ(4431)、英和(9857)、パスコ(9232)の好業績銘柄に買いを入れています。
by 株価チャート「ストチャ」
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