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続落も下げ幅縮小
10日午前の東京市場は続落、日経平均は293円安です。前日の米株市場でダウが2000ドル超の過去最大の下げとなった流れを引き継ぎ、リスク回避の売り優勢で、800円超に下げ幅を広げ、1万9000円を割り込む場面がありました。ただ、トランプ米大統領が給与税の減税などを検討していると伝わったことで時間外の米株価指数先物と原油先物が上昇、円高一服もあって急速に下げ幅を縮めています。
突っ込み警戒感は強い
一時32円安まで引き戻した後は買いが続かず、上値の重い状況ですが、やはり、突っ込み警戒感は強いのでしょう。底値波乱商状となっています。打診買いを入れたいところではありますが、新型肺炎の感染は依然として収束の兆しはみられず、売り仕掛けなどに値の荒い展開が続くと見られ、前場は様子見としました。公開価格割れのIPOなどには打診買いを入れてみたいと思いますが、基本的に各国の政策対応とその効果と見極めてからと考えています。
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