パニック売り収束を待つ【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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欧米株安受け1000円超の下げ

 12日午前の東京市場は続急落、日経平均は前日比1003円安です。新型コロナウイルスの感染拡大への懸念が強まり、前日の米株市場でダウが1400ドル超の下落となるなど、欧米株安の流れを受け、主力株を中心に全面安となりました。ギャップダウンして寄り付いた後は下げ渋る場面がありましたが、アジア株や米株価指数先物安、為替が円高に振れていることも重しになり、前場中ごろから大きく下げ幅を広げています。

財政出動を伴う経済対策求める

 米国株次第で再度下値を試す場面があると見ていましたが、日経平均は約3年ぶりの安値水準への暴落となっており、今はパニック売りが収まるのを待つしかありません。各国金融緩和によるテコ入れに動いていますが、市場は大規模な財政出動を伴う経済対策を求めているのかもしれません。ただ、資産価値や利回りなど実態を逸脱した安値に売り込まれていることは間違いなく、押し目買いの準備はしておきたいと思います。

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