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日米金融政策を受け乱高下
16日の東京市場は大幅に4日続落しました。日経平均は429円安です。日米金融政策を受けて乱高下しました。朝方は300円近く上昇して始まりましたが、FRBが緊急利下げと資産買い入れによる実質量的緩和再開を発表したにもかかわらず、時間外の米株価指数先物が1000ドル超急落したことで、急速に上げ幅を縮小。後場に入ると日金金融政策決定会合の結果を巡り、350円超に急上昇したあとは510円超安まで急落ました。
まだ不安定な状況続く
日銀金融政策決定会合の結果について、ETF買い入れ枠を現行の6兆円から12兆円に倍増すると伝わりましたが、厳密には「買い入れ枠を拡大」するのではなく「拡大することが可能」ということで、大引けにかけて失望売りが広がったようです。こうした神経質な反応からも市場がまだ不安定な状況が続いていることがうかがえ、まずはFRBの追加緩和策に対する今晩の米株市場の反応を見守りたいと思います。
ブイキューブがS高
資産価値や利回りなど実態を逸脱した安値に売り込まれていますが、新型コロナウイルスの感染拡大と経済への影響が見通せず、まだ下値への警戒を解けません。推奨銘柄ではWeb会議のブイキューブ(3681)がストップ高になりましたが、買いは公開価格割れの直近IPOのキッズスマイル(7084)とフォーラムエンジ(7088)、と巣ごもり消費関連で地合い悪のなか上昇基調を続けるファイズHD(9325)にどめました。
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