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ひとまず感染拡大前の水準に上昇
25日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は311円高です。新型コロナウイルスへの新しい治療法が認可されたことを好感、前日の米株市場でダウが378ドル高と大幅高となった流れを受け、空運や陸運、金融など景気敏感株を中心に買いが広がりました。大引けにかけては戻り売りにやや伸び悩みましたが、一時上げ幅を450円近くに広げ、ひとまず感染拡大で急落する前の水準まで上昇しています。
中小型株は上げ一服
きょうはバリュー株物色が強まったことで、マザーズ指数は反落、後場一段安となっており、中小型株は上げ一服となる銘柄が目立ちました。前日の値上がり上位銘柄がきょうは値下がり上位に売られています。まだ、トレンドを崩すような下げではなく、底堅さは意識されていますが、あすもバリュー中心の展開が続くようなら、動きの鈍った銘柄はいったん損益を確定して銘柄を絞り込む考えです。
Speee、NexToneを利益確定
推奨銘柄ではSpeee(4499)、NexTone(7094)の利益を確定する一方、ロコガイド(4497)やBエンジニア(7352)、MacbeeP(7095)など出遅れ銘柄に買いを入れましたが、いずれも後場に入ると伸び悩みました。ただ、当コーナーでは短期に値幅を取ることを目的に銘柄を選んでおり、今のところバリューシフトは考えていいません。あすは物色の流れを見極めながら、グロース株が切り返すタイミングを待ちたいと思います。
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