方向感なく揉み合う
1日の東京市場は方向感なく揉み合いました。日経平均は1円69銭安と小幅反落です。前日の米国株市場でナスダックは最高値を更新したものの、NYダウは大幅安とまちまちの動きで、様子見に小動きで推移しました。中国8月製造業PMIの改善が支えになりましたが、東証1部の売買代金は2兆円を割り込む薄商いのなか、上値を買う動きにはつながりませんでした。
きょうはグロースを買う
もっとも、堅さは意識されており、米ハイテク株高を受けて中小型成長株が見直されました。前日はバリューシフトの兆候が見られましたが、きょうはグロースが買われ、循環物色が続いています。ただ、任天堂が上値を追う一方、前期90%営業増益ながら、今期17%減益を予想した内田洋行が急落するなどグロース株のなかにも脱落組が出始めており、内容を吟味する必要があるでしょう。
ラクスは株式分割発表
推奨銘柄ではEduLab(4427)が最高値圏で強い動きを見せており、ミダック(6564)は大幅高で実質最高値を更新しました。きょうは5日線を回復してきたマクアケ(4479)に追撃買い、カオナビ(4435)やBASE(4477)、コマースワン(4496)などを買い直しています。また、ラクス(3923)は引け後に1株を2株へ株式分割を発表しました。あすからは今後の利益成長性にポイントを置いて銘柄を絞り込んでいきたいと思います。
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