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続伸し7カ月ぶり2万3500円台
14日午前の東京市場は3日続伸しました。日経平均は152円高で約7カ月ぶりに2万3500円台を回復しています。前週末の米株市場は高安まちまちながら、時間外の米株価指数先物が上昇、英アストラゼネカが治験を再開し、新型コロナワクチン開発への不透明感が後退したことから買いが優勢でした。英半導体アーム売却を発表したソフバンGの急騰が指数を押し上げています。
バリュー株シフトを意識
東証1部の騰落銘柄数は値上がりが1619と全体の7割超を占め、売買代金は概算で2兆1982億円と活況でした。きょうはソフトバンクGがけん引役でしたが、ナスダックの弱い動きを受けてハイテク株は買いが見送られており、経済活動再開に向けた動きが本格化してくることからも、バリュー株シフトを意識した展開が続きそうです。
カプコン、Fフーズに追撃買い
一方、中小型株については直近IPOの一角は買われましたが、ウィズコロナに位置づけられるグロース株は利益確定売りに上値を抑えられ、マザーズ指数は反落しました。ただ、下値を売り込む動きはなく、推奨銘柄はおおむね25日線レベルで下げ渋っており、目先底入れから反発のタイミングを待ちたい考えです。きょうはカプコン(9697)とファーマフーズ(2929)に追撃買いを入れました。
by 株価チャート「ストチャ」
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