連休前で手仕舞い売りも想定【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
目次

連休前で手仕舞い売りも想定【記者の視点】

 新型コロナウイルスの治療薬候補「レムデシビル」について、ギリアド社が臨床試験で有効性を示したことを発表したことで、治療薬として認可されれば早期の経済活動正常化への期待が高まり、NYダウが大幅高となり、CMEの流れを受け継ぐ形で日経平均もアッサリと2万円台を回復した。
 日本では緊急事態宣言が1カ月程度延長されることが報じられているが、東京市場でもワクチン開発を進めるアンジェスがこの日も急騰していることから、治療薬やワクチンの実用化が見えてきたことで、閉塞感が高まっている現状で救世主的な存在となっている。
 2日からの5連休を控えて売り方の買い戻しが活発化し、個人投資家の出遅れ株物色も活気を与えているようだ。ただ、明日は連休前で手仕舞い売りも想定されることから、2万円というフシ目達成からもポジションを過度に積み上げず流れを見極めたい。連休明けの8日には225オプションSQを控えることから、SQ明けで企業決算を見極めてからも遅くない。




株式情報と相場見通し

限定銘柄情報が満載!「証券市場新聞 公式メールマガジン」

購読会員限定コンテンツ

Pocket

記者の視点|企業速報 証券市場新聞

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次