記者の視点|企業速報 証券市場新聞

緊急事態全面解除が後押し【記者の視点】

 この日は伸び悩む場面があったが、堅調な動きとなった。22日引け後の225先物のナイトセッションは当初は弱含んでいたが、22日夕方に麻生財務大臣と日銀の黒田総裁が4年ぶりとなる共同談話を発表した後は戻す動きとなり、NYダウが週末8.94ドル安ながらも230円高の2万590円で引けていた。この日は事前に25日に緊急事態宣言の全面解除が報じられていたこともあり、これに対する期待から強含みのスタートになった。米中対立への不安があるものの、上海は安寄り後に上昇となり、週明けの欧米市場休場で海外勢の売り懸念がないことも需給面での下支えになった。
 個別ではアンジェス(4563)が動物へのワクチン投与で、抗体価上昇が確認できたことを発表しており、これが2次感染への不安を後退させる意味で全般相場に好インパクトを与えたかも知れない。
 ただ全般的には薄商いで、ここからの一段高には海外での経済活動再開動向や米中対立の不安解消が必要かも知れない。上値追いよりも押し目買いスタンスを継続するのが有効か。




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