225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

PSVRで出遅れのカプコン、AI関連は再度出番か?

― 日経平均は11日に1万7000円を回復したが、その後は再度上値が重い状態が続いているね。方向感が定まらないけど、これをどう見たらいいかな?

 13日に発表した9月の中国貿易統計が市場予想を下回ったことが嫌気されているみたいだね。為替も1ドル104円まで円安が進んだけど、9月の上旬も104円で達成感がでて、そこから円高になったので、今回も更なる円安にはならないとの連想があったようだ。ただ、先物主導で13日は下落した印象も強いから、現状はレンジ相場を脱せていないというところだろうね。

 T しかし、日経平均が下落したといっても下値は1万6500円を割るところまで下げないと思うよ。このところの円相場はそれほど円高に振れない展開になっており、仮に円高が進んでも102円前後までだと思う。1万7000円台に乗せたからといって高値警戒を意識するのはまだちょっと早すぎるしねぇ。
 S 米国株式がそうであったように企業決算が悪かったりすると売られる傾向が強くなるので、来週から本格化する3月決算の中間決算発表を見極める必要があるだろう。
― 全般は手掛かり材料難だし引き続き個別株物色で対処かな。具体的な銘柄を挙げていってもらおう。

 好決算なら建設株だね。鹿島(1812)をみても分かるように、ものすごい増額修正に進んだにもかかわらず、株価がわずかしか上値をとらないというのはどう考えてもおかしなことだよ。先の高値を更新するところまで買われても当然とみている。同様のことが考えられる清水建設(1803)もまだ出来高が少なく、本格的な反応をしめしていないが、いずれ、上値をとってくると思うよ。

S 好調といえばソニー(6758)が13日に発売したプレイステーション VRが販売初日から長蛇の列ができる盛況だったね。株価はこれを受けて高値を更新したけど、第2四半期決算発表で今後の販売戦略がどうなるか示されれば、再度買い直される可能性もありそう。その絡みでは対応ソフトだけど、先の東京ゲームショウで反響が高かったカプコン(9697)の株価が反応していないので、バンダイナムコホールディングス(7832)に比べ出遅れ感が働く。
 12日に日本で初めて企業を対象としたAIの戦略説明会をグーグルが開催した。この絡みでAI関連が再度個別で今後話題になると見ている。

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