日経平均3万円台回復【転ばぬ先のテクニカル】

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日経平均型のインデックス買い

週明け15日の東京株式市場は反発し、30年6カ月ぶりに日経平均が3万円台を回復しました。米国市場はアジア市場が休場の中、寄り付き前に内閣府から発表された10~12月GDP速報値が市場予想を上回ったことを好感しました。この日はTOPIXよりも日経平均型での上昇となりました。ファーストリテイリング、SBG、オリンパス、ファナックなどの値嵩株が牽引した形です。GDP速報値にAIが反応し、日経平均型のインデックス買いが入ったものと思われます。

個別より指数

日経平均が3万円回復までの過程で気になるのは、日々の新高値銘柄が少ないことです。指数は大きく切り上げてきましたが、騰落レシオが120%前後ということは全面高ではないということ。うまく循環物色が続いていると言えばそうなのでしょうが、今の相場は個別より指数といった感じです。

短期波動も三段上げ目

昨年3月安値からは三段上げとなっていますが、三段目の起点が昨年10月末からとすれば、短期の波動も三段上げ目に突入しています。10月30日安値2万2948円~12月2日高値2万6889円~12月22日安値2万6361円~1月14日高値2万8979円~1月29安値2万7629円~昨日高値進行中です。

波動からは間もなく天井打ち

1月29日安値からは10日間で8勝2敗。2敗の押し目の大引けでカウントすると2万7629円~①~2万8869円~②~2万8325円~③~~2万9562円~④~2万9417円~⑤~昨日高値と三段上げとなっていますが、ザラ場ベースでは③波の高値を④波の下げの日の高値が上となるため二段上げが進行中となりますので、4波の下げ、5波の上げが残されています。いずれにしても波動からは間もなく天井打ちというように見えます。

押し目買いも崩れれば機敏に

トレンドが崩れるまでは押し目買い目線ということになりますが、崩れてしまった場合は機敏に動かねばならないことを肝に銘じておかねばなりません。

日々勇太朗

相場見通し

 

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