日経平均は半値戻しへ【転ばぬ先のテクニカル】

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リバウンド継続確認

昨日の東京株式市場は4日続伸となりました。前日の日経平均は332円幅の上髭陰線形成となりましたが、昨日はその上髭を抜いたことからリバウンド継続が確認されました。これで直近下げ幅の半値戻し(2万7713円)を目指しているということでしょう。この上には25日線が2万8008円に、75日線が2万8621円に控えています。

ダウとS&P500は200日線回復

NY市場も3日続伸し、NYダウとS&P500は200日線を回復してきました。NYダウは半値戻し水準(3万5051ドル)を回復し、1日の終値は3万5405ドル。61.8%戻しの3万5499ドルが目先のターゲットとなります。この上には3万5606ドル~3万5638ドルに25日線および75日線が控えています。恐らくこの辺りではリバウンドも頭打ちになるものと思われます。

再度急落始まるものでもない

ただし、上記のターゲットプライスに達したからといって、再度急落が始まるものでもないでしょう。VIX恐怖指数が22%を割り込んできており、リスク許容度が広がってきています。

3月FOMC0.25ポイントの利上げ

1月相場では3月利上げは0.5ベーシスになるかもしれない可能性や最大年7回連続利上げといった見方も一部で指摘されましたが、フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁やセントルイス地区連銀のブラード総裁が今年4回の利上げを実施することが適切だが、3月に50ベーシスポイントの利上げを実施する必要はないと発言したことから3月のFOMCでは0.25ポイントの利上げ決定がほぼ確実となったようです。

ボックス相場で個別物色

当面は需給相場での綱引きとなりそうであり、リバウンドがある程度済めば、ボックス相場で個別物色という流れになるのではないかと思われます。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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