3日続伸し2万7000円台
昨日の東京株式市場は3日続伸となりました。日経平均は2万7000円台を回復し、上値は2万7216円までありました。現在、200日線が2万7320円近辺、25日線が2万7400円近辺に位置しているため、寄り付き直後に高値をつけると戻り売りが出ましたが、大引けで2万7000円台をキープしたことは市場が強くなりはじめていることを印象付けました。
ソロソロ押しが入ってよい頃
ただし、今週月曜日のザラ場安値から昨日のザラ場高値まで3日間で約1600円上昇したことや、日足では押し目なく単波動上昇となったことから、ソロソロ押しが入ってもよい頃だと思います。昨日も上放れたことで日足は二空形成となっており、2万6994円までの二空目は埋めるものと考えます。今回の上げ幅の61.8%押しまであれば一空目も埋めることになりますが、MACDのゴールデンクロスが近づいているために、38.2%押しに相当する2万6600円近辺までが押した場合の最大値ではないかと思います。
ダウ3万600ドル近辺が抵抗ライン
NYダウは続伸し2日間で約1600ドル上昇しました。この上昇によりNYダウもMACDのゴールデンクロスが近づいています。現在、25日線が3万670ドル近辺に走っており、一目均衡表の基準線が3万610ドル近辺に位置しています。9月12日高値(3万2504ドル)から9月30日安値(2万8715ドル)の下げ幅の50%戻しが3万610ドルですので、概ねこの近辺が抵抗ラインということになりそうです。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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