中東情勢深刻化懸念後退し反発
本日の東京株式市場は反発しました。政府、同盟国が中東情勢を巡り外交的解決に向けた取り組みを進めていることを受けて、更なる深刻化懸念が後退し、NY株式がシッカリで帰ってきました。
戦火拡大に冷静に対処するよう要請
ブリンケン米国務長官につづきバイデン大統領も18日にイスラエス訪問を発表。イスラエルの報復を容認する一方で、民間人保護を促すことで戦火拡大に冷静に対処するよう要請しており、早期の地上戦を控えさせている状態。地政学リスクが軽減されていることを好感し株価は反発しました。
米国市場は主要3指数ともに上昇
16日の米国市場は主要3指数ともに上昇。NYダウは200日線や25日線を回復し、5日線と両線とのゴールデンクロスが接近。一目均衡表でも基準線を突破してきました。ナスダックも25日線、5日線を回復してきており、一目均衡表では転換線と基準線のゴールデンクロスが視野に入ってきました。
基本押し目買いも早めの回転必要
NY主要3指数が好転しつつある中、日経平均は寄り付き直後に3万2260円まで急騰しましたが、25日線にタッチすると戻り売り圧力が高まり、11時過ぎには3万1912円までダレていきました。相変わらずボラティリティの高い相場展開となっており、落ち着きが欲しい局面。基本的に押し目は買いでしょうが、トレンドが明確になるまでは早めの回転が必要と思われます。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント