３カ月続伸【転ばぬ先のテクニカル】

年始から急騰も伸び縮小

３月相場が終わりましたが、日経平均は３カ月続伸となりました。振り返ると１月相場は２８２２円高、２月相場が２８８０円高で３月相場が１２０３円高です。年始から急騰となりましたが、伸びが縮小してきました。月足は十字足に近い陽線形成となりました。一方で先週の週足は反落し先々週の陽線に十字足陰線が孕みました。一旦、上値が閊え出した印象です。

新年度相場は慎重に見ていく

今週から４月新年度相場が始まりますが、気を付けねばならないのは為替介入です。Ｂｌｏｏｍｂｅｒｇによるとリバースレポ（ＲＲＰ）ファシリティーの利用額が２週連続で増加したということです。日銀がＴＢなどを売却し、市場介入資金を確保した可能性があります。また、世界中の株式市場を牽引してきたエヌビディア株がダブルトップを形成した可能性もあり、新年度相場は慎重に見ていく必要がありそうです。

日々勇太朗

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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