新年度相場は続伸スタートも反落
新年度相場入りした本日の東京株式市場は反落となりました。日経平均、TOPIXともに続伸スタートとなりましたが、TOPIXが寄り付き直後から値を消し、9時10分過ぎにはマイナス圏に突入し、日経平均も足を引っ張られました。
日銀短観は自動車業況判断急落が影落とす
寄り前に日銀の短期経済観測(日銀短観)が発表されましたが、大企業製造業の業況判断指数(DI)はプラス11と前回調査から2ポイント悪化しました。悪化は4期ぶりです。ただ、前回12月調査時点での先行きでは+8の見通しでしたので、3カ月前の見通しほど悪化しなかったことはポジティブでしょう。ただ、自動車の業況判断が前回の+28から今回は+13と急落したことが製造業に影を落とした形です。
日経平均4万円大台割れで25日線死守できるか
日経平均は4万円大台割れとなりました。現在、25日線が3万9745円に走っており、ここを死守できるのかどうかが注目ポイントとなります。それにしても本日からトリックスターの水星が逆行を開始し、金融市場は不安定かつ予測不可能な期間に入りました。4月~6月は星回りが悪い時期であり、慎重に見極めていかねばならないでしょう。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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