「転ばぬ先のテクニカル」~VIが今年最低ということが引っ掛かる

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

5月相場が終わりました。前月比453円高で、月足は2カ月連続の陽線形成となりました。12カ月線と24カ月線とのゴールデンクロスが近づいています。2カ月連続で上を取ったことで、6月相場も期待したいものですが、2015年6月高値から2016年6月安値の12カ月に対する対等日柄を迎えるために注意が必要です。

日経平均採用銘柄における25日線上にあった銘柄は5月8日に209を数えました。昨日は85銘柄に激減しており、相当に調整が進んできました。一方、TOPIX採用銘柄は5月9日ピークは1889だったのに対し、昨日は1035と進捗に遅れが見えます。相場を引っ張ってきた任天堂が目先ピークアウトの様相ですので、ソフトバンクが止まると急速に相場がシュリンクする可能性があります。

昨日は日経平均のボラティリティーインデックス(VI)が13.90と今年最低を更新しました。

上述のように個別が調整しているにも関わらずVIが最低を更新するということは、市場はリスクを全く感じていないことになります。筆者はこのことが引っ掛かって、買いを入れる気になれません。

日々勇太朗

 

 

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