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円安から円高へ
マーケットでは円高への警戒が拡がっている。10月21日に1ドル151円94銭まで円安が進んでいたときは、170円、その先は200円まで円が売られるなんて見方をする評論家もいたが、FRBが12月FOMCで利上げ幅の縮小を検討などと伝えられると円高に反転し、この133円66銭まで円が買い戻された。
2012年には77円77銭
思い起こせば民主党政権時の2012年には77円77銭まで円高が進んでいたが、当時は50円までこの先、円高が進むと予測する評論家が存在していた。今回はその逆で、手持ちの現金を全てドルに換金したり、FX取引のドル買いだけで生活している個人投資家がマスコミで取り上げられていた。いつの時代も世間一般で大騒ぎになると、その動きが反転することが多いが、その騒ぎに巻き込まれることなく、冷静に判断して行動したいものだ。
経営者は冷静
先の第2四半期決算では期初の120円割れの為替前提から変えていない企業も少なくなかった。為替の動きは予測が難しいが経営者は当然の如く冷静に判断している。
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