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過少記載疑惑が混迷を深める
自民派閥による政治資金パーティー収入の過少記載疑惑が混迷を深めている。中小企業は10月からのインボイス制度導入により請求書や領収書を含めて経理の作業量が大幅に増えて、記入漏れがないかなどで神経を尖らせているが、お手本となるべき政治家先生が過少記載なんていうのは腹立たしく思っている経営者が多いだろう。
集金活動の方が大変
その昔、政治家のパーティーに参加させて貰ったことがあるが、秘書が来場者に名刺を配る順番が資産保有額順と聞いて驚いたことがあった。その頃は駆け出しの記者時代で、深くは考えなかったが、政治家の活動にはお金がかかり、国の将来を考えるよりも集金活動の方が大変なんだなと思ったことを覚えている。
一発逆転は期待できない?
この数十年を振り返って小泉内閣や自民党が下野して誕生した細川内閣、民主党の鳩山内閣など幾多の内閣が誕生してその後はガッカリさせられて、気付いてみれば日本が衰退していると強く感じる状況になった。
一発逆転で大改革を断行できる内閣の誕生に期待しているが、その可能性は低いのだろう。
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