昭和バブル時の高値との比較【星野三太郎の株街往来】

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3万8915円の更新も年内に実現?

今年に入って日経平均は3万6000円をアッサリ突破した。急ピッチな上昇からその後は足踏みしているが、不可能と思っていた昭和バブル時の1989年に付けていた3万8915円の更新も年内に実現する可能性がでてきた。

状況がいささか異なる

因みに1989年と現在とではインターネット取引がなかったり状況がいささか異なる。1988年9月に225先物の取引が開始され、翌年に225先物オプション取引が開始された。225先物取引が開始されたばかりで定着していなかったうえ、先物のイブニング取引が開始されたのは2007年からだった。現在のように深夜にニューヨーク市場と連動してリアルタイムで225先物が変動して、その動きが翌日日中の日経平均株価に反映することもなく、1989年当時は現物市場で買う動きが素直に指数に反映されたのではないかと思う。それに高い手数料を払って、証券会社の営業マンに電話で売買をお願いするような面倒なこともあった。現在では手数料無料でスマホで発注が可能だ。

1989年当時と現在を単純比較できない

そんなことなどを考慮すると同じ高値圏でも1989年当時と現在を単純比較できない。どちらの高値が価値あるかも判断できないが、今回は高値更新後に急落するようなことだけはやめてほしい。

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