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給与を上げないと・・・
この数週間は、年末年始に挨拶ができなかった企業のIR担当者と何度か飲みに行く機会があったが、共通している悩みは人手不足。ハローワークや求人サイトなどで募集をしているそうだが、給与を上げないと応募が来ない。しかし生産現場だと時給を上げてしまうと、現在働いている人との不公平が生じてしまい、仮に採用にこぎつけても、待遇が良い会社が見つかると未練なく辞めてしまうそうだ。
特定の年齢層に偏る
雇う企業側にとっては悩ましく、雇われる側にとってはまさに選び放題な印象になるが、筆者の周囲では倒産やリストラで50歳を超えて職探しをしている方で苦労をしている人も少なくない。人手不足で売り手市場といっても特定の年齢層に偏っている印象だ。
完全なるセルフ化も高いハードル
コンビニではセルフレジの導入などで人手不足を解消する動きにあるそうだが、コンビニのレジ自体、公共料金の支払い対応など複雑化しており、これを完全にセルフ化するのはハードルが高い。少子高齢化が深刻化するなか今後一段と人手不足が深刻化するだろう。政府も対策を行っているようだが、どれも小手先。抜本的な対策を打ち出さないと先行き国の崩壊につながりかねない。
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