大証|企業速報 証券市場新聞

歪な相場が続く【星野三太郎の株街往来】

 対中交渉が泥沼化する一方で、メキシコへの関税も表明、トランプ大統領は2020年の大統領選を意識してか攻撃的な姿勢を一段と強めてきた。
 この数年の強硬な姿勢に投資家も慣れてきた感じがしていたが、手を緩める雰囲気が全くないことに気づくと、慌てて手持ちの保有株を売却、指数が下げ幅を拡げると売りが売りを呼ぶ状況になってしまう。
 おそらく株価の暴落は大統領が望むものではないから、ポジティブなツイートで急速に戻す場面があるかも知れないが、指数が乱高下することはナイトセッションも自由に売買できる海外ヘッジファンドの思う壺。日経平均8100円台、1ドル75円高を付けていた2011年の円高不況の時には、日経平均5000円とか為替が50円台になると予想していた評論家がいたのを覚えている。当時より世界の政治経済情勢は複雑化しており、予測はより困難になっているが、日々流れるニュースやツイートに一喜一憂することなく、その企業の経営力と株価の位置を冷静に判断して行動したい。ただ、こういう歪な相場が続くと投資自体に嫌気がさしてしまう方も増える。政策当局者には真の市場改革をお願いしたい。

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