どうなる?新型iPhone【話題のテーマと狙える銘柄】

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5G通信時代を迎えて大幅なモデルチェンジ?

 2020年秋に発売が予想されるApple社の新型iPhoneに絡む話題がここへきて増えてきた。正式名称が「iPhone12」と思われるこの新端末の発売は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で流動的ながら、過去のスケジュールに習うなら9月上旬~中旬に発表、その数日後に予約を開始し、約1週間後に発売のスケジュールとなる。今回は5G通信時代を迎えて大幅なモデルチェンジを指摘する向きもあり、部品を供給する企業についても様々な思惑が錯綜している。

キーパーツは有機EL

 Apple社がこの数年3タイプのiPhoneを発売してきたが、海外の著名アナリストによれば、低価格機から超高機能機を含めて今年は計4タイプの発売を予測。ただ、新型コロナ感染による生産への影響で発売開始は1カ月程度遅れる可能性も指摘している。様々な新機能を搭載することも生産に影響を与えそうだが、その中でマーケットでも話題になっているのが、全機種への有機ELの採用。

製造技術では日本が先行

 有機ELはサムスンを筆頭に韓国が先行しているが、操作用タッチセンサーのNISSHA(7915)や有機EL基板に回路パターンを転写するフォトマスクを韓国のパネルメーカー向けに販売するエスケーエレクトロニクス(6677)、パネルの回路形成に必要なレジスト(感光剤)を塗布する装置を手掛けるSCREENホールディングス(7735)など製造技術では日本が先行する。iPhoneに有機ELが採用されれば、他メーカーの端末でも採用が進む可能性が高いことから、部品や製造装置を手掛ける企業の業績への波及効果は大きい。

トランプ政権の対中政策も日本企業に追い風?

 Apple社は製造面で中国依存度が高いがトランプ政権の対中政策も日本企業には追い風になる可能性もある。カメラモジュールではソニー(6758)、半導体のローム(6963)やコンデンサーの村田製作所(6981)を含めて注目しておきたい。
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