閑散につき省エネ相場【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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ダウ軟調と円高でセンチメント悪化

 昨日の東京株式市場はマチマチの展開となりました。日経平均は一時2万2948円まで下落する場面もありました。米国市場でダウが軟調に推移したことや円高の進行で投資家のリスクセンチメントが悪化。米国時間では長期金利の低下に伴いドル売り円買いが進行しましたが、10時過ぎに日銀のTB買いオペが2.5兆円と前回より5000億円減額となったことで更に弾みがつきました。

下げ幅縮小も5日線割れ

 また、著名投資家のバフェット氏が金鉱株を購入したことで、早期の景気回復期待が萎んだとみる見方もあるようです。その後は日経平均が続落していることで日銀のETF買い期待から下げ幅を縮小しましたが、前日比45円安となり、日足ローソク足は3日連続の陰線形成で5日移動平均線を割れてのクロージングとなりました。

TOPIXは短期調整完了

 一方、TOPIXは一時1600ポイント割れまであり、三羽烏の売り線形成かと思われましたが、その後は徐々に値を戻し下髭の陽線形成で否定。8月12日~13日に空けた日足の窓を埋めての切り返しとなりました。7月31日以降で三空形成となっていましたので、短期調整完了サインと見えます。

バリュー一時的でグロースへ戻る

 ただ、お盆週間の先週は6月高値更新と活発な商いとなりましたが、お盆明けから急に夏枯れ相場入りしたように売買代金が急低下。前日の1.5兆円から昨日は1.7兆円に増えましたが2兆円割れの閑散相場。そのため省エネ相場からマザーズ市場が見直されて6月高値を更新してきました。やはりというか、バリュー株物色は一時的な現象で、グロース株に戻ってきたということでしょう。

サイボウズ7月高値更新へ

 サイボウズ(4776)が75日線タッチから切り返してきました。3230円近辺に位置する一目均衡表の先行スパンAを突破すれば、7月高値更新が期待できると見ています。

日々勇太朗




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