DmMiX は新規需要開拓急速に進む【企業観察】

小林 祐樹社長
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デジタル軸にした新成長ステージへ

ダイレクトマーケティングミックス(7354)は23年12月期について、売上収益360億円(前期比3.8%増)、営業利益58億円(同0.5%増)と見込んだ。22年12月期の連結決算は14.5%増収、20.7%営業増益で上場来2期連続で最高業績を更新したことから発射台が高く、今期は次の成長への踊り場になるが、前期まで収益を押し上げてきたコロナ関連需要の剥落をカバーしての増収増益であり、新分野の需要の取り込みが急速に進むことになる。
前期は新型コロナワクチン接種業務などコロナ関連需要が売上収益の約10%、営業利益の約25%を占めていた。ただ、「通信は周辺ビジネスの拡大で緩やかながら成長が続き、生産性向上と医療、モビリティーなど新規分野の伸びでカバーできる」(小林祐樹社長=写真)と計画達成に自信を見せる。すでにデジタルを軸にした新しい成長ステージへの移行が始っており、キャッシュレス決済を中心にオンライン診療やソーシャルギフトなど幅広いサービス領域で新規開拓が進展。

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