状況自体は何ら変わっていない【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
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状況自体は何ら変わっていない【記者の視点】

 昨年末から日本の連休中に為替の円買いと連動してCMEの225先物から売られるパターンが続いたが、今回の3連休は11日に円安と連動してCMEが反発、その地合いを引き継ぐ動きで上げ幅を拡げた。米中通商交渉で楽観論が拡がったとしているが、決裂前提に長期に亘る交渉を続ける訳はないので、状況自体はこれまでとは何ら変わっていない。春節明けの上海市場が堅調になったことで、先物主導で買い戻しが入ったという需給的な動きだろう。日経平均は再度2万1000円トライになるが、引き続き米中通商交渉と米国議会の予算審議を見守ることになろう。




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