米国債の入札に注意【225先物「ハチロク」の裏話】

ハチロク225先物OP|証券市場新聞
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金利上昇の一服が相場安定の必須条件

先週の日経平均は前週比末約101円安と2週連続で下落した。
下落の主因とされているのが米国長期金利の上昇であるが注目されていた4日のオンライン討論会でパウエル議長が金利上昇に対して牽制的な発言がなかったことにより市場が失望したということである。
米国長期金利が1.5%を超えてから市場は金利の動向に敏感となっており金利上昇の一服が相場安定の必須条件であろう。

米国債入札結果が大きく影響を与える

今週は9、10、11日に米国債の3年、10年、30年ものの入札がある。
前月に7年債の入札が不調に終わったことから金利上昇に弾みがついたためこの入札結果は相場に大きく影響を与えよう。注意が必要である。

GPIFの売りが上値を重たくする

また、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の売りが相場の上値を重たくしているとの指摘もある。
確かに投資部門別売買状況を見ても年金などの売買が反映される信託銀行の動向は今年に入り約8600億円程度売り越している。
GPIFは資金運用の中で日本株の割合は25%前後とされるが最近の株高で25%を越えてきているようだ。
某証券会社では約1兆円の売り出し余地があるとしている。GPIFだけではなく企業年金の運用でも同じような状態になっていると思われるため3月末まではリバランスによる売りが継続的に発生する可能性は高い。

チャート的には一旦は下げ止まる

一方、チャート的には先週の下げで一旦は下げ止まると思われる。
25日移動平均線(29302円処)を大きく割り込み金曜日には2万8308円57銭まで突っ込んだがその後長い下髭を出す「トンカチ」に似た形で終了している。下値で出た場合は下げ止まりを意味する形である。
13週移動平均線(2万8201円処)がサポートする形となったがこの水準は11月6日から2月19日の高値までの上昇幅7618円の三分の一押し(2万8175円)に値する。
上昇トレンドを維持するにはこの水準、もしくは最悪38.2%押し(2万7804円)までに反転しなければならない。チャートの形状から見ると今週前半は戻りを試しそうである。
因みに、今年に入り月曜日の勝敗は6勝2敗であり週末安の週初高が多い。週初は上昇が期待出来よう。

上値抵抗ラインは?

上値抵抗ラインとしては先物では転換線(2万9270円処)25日移動平均線(2万9348円処)、2月19日を起点とする右肩下がりの上値トレンドラインの2万9500円処が上げられよう。
この上値トレンドラインを抜けてくると上昇に弾みがつきそうである。下値は5日の安値が重要な抵抗ラインとなりそうだ。今週は2万8300円から2万9500円を想定する。

余裕をもったポジションを

今週はメジャーSQ週である。ボラティテイが非常に高くなってきているので場中にも乱高下すると思われる。証拠金に注意しながら余裕をもったポジションを作りたい。

(ハチロク)

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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