2月の高値期日到来【225先物「ハチロク」の裏話】

ハチロク225先物OP|証券市場新聞
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月末日安は最強のアノマリー

先週の日経平均は前週末比約264円安となり週足では5週連続で陰線となった。
月末日安は11ケ月連続で最強のアノマリーとなっている。
新型コロナウイルスの新規感染者の拡大ペースに歯止めがかからず初めての1万人台に乗りついに2日より首都圏3県と大阪府が再び緊急事態宣言の対象となったことや中国当局のIT企業等への規制強化により中国株、香港株が大幅下落したことが嫌気された。

需給的には売り圧力が強まる

世界の株高をけん引してきた米国株もアマゾンの四半期決算で市場の予想に届かなかったことから売られるなどここにきて世界の景気回復のペースが市場予想より遅れる懸念が出てきたことには注意が必要である。
懸念材料は枚挙にいとまがないが日本株においては今週は2月の信用取引の高値期日を迎える。
需給的には売り圧力が強まると思われ上値の重い展開は続こう。

チャート的には正念場

チャート的には正念場に差し掛かっている。先週末の引け値(2万7283円59銭)は1月6日以来の安値である。
節目の2万7000円が意識されるとこだがこの水準は52週線(2万6973円処)や週足の雲の上限(2万7064円処)が位置しており下値抵抗ラインとして機能しそうである。

テクニカル的には指標が売られすぎ

手口ではクレディスイスの売り建て玉が目立っているが直近の下げで資金的には余裕がでており更なる仕掛け売りには注意したいところである。
ただ、テクニカル的には指標が売られすぎに近づきつつあるためセリングクライマックス的な動きの時は突っ込み買いを狙いたい。
また、月足では2月より高値を切り下げており7月の高値(2万8852円31銭)を抜いてくるまでは本格的な戻りは難しそうである。

突っ込み買い、戻り売り

今週は月末安の反動で週初は戻りも期待できるがその後は再び下値を試されそうである。上値メドは200日線(2万7824円処)、28000円。下値メドは週足雲の上限(2万7060円処)、2万7000円、週足ボリンジャーバンド-3σ(2万6820円処)があげられよう。
今週のレンジは2万6800円から28000円を想定する。「突っ込み買い、戻り売り」で対処したい。

(ハチロク)

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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