為替介入に警戒感出始める【225先物「ハチロク」の裏話】

ハチロク225先物OP|証券市場新聞
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押し目買い意欲強い

先週の日経平均は前週末比約407円高と反発した。
月末特有のリバランスがあったにもかかわらず押し目買い意欲が強く上昇した。
先週で上半期は終了したが半年で日経平均は27.2%、TOPIXで21%、マザーズ指数で11.7%上昇した。
これら3指数とも大発会で安値を付けその後上昇、右肩上がりで上昇している。

7月はアノマリー的には強くない

今週から7月相場入りするが過去50年を検証すると日経平均の上昇率は7月は46%、8月は50%とアノマリー的には強くない。
だが、今年はここ数年とは違う変化が日本にはある。
更に7か月ぶりに為替が1ドル145円台に入るなど海外から見れば日本はまだまだ割安に見えているようだ。

底堅さは継続

筆者は先週はさすがに調整する週だと思っていたがチャートの25日移動平均線(3万2561円処)ではきっちり止まり急反発した。
先週は3万2306円99銭まで瞬間下落したが引けでは3万2538円まで回復、新値三本足の陰転(3万2506円70銭)も拒否した。
チャートの節目では反発しており底堅さは継続している。

懸念材料は?

今週はETFの分配金捻出のため約1兆円の換金売りが予想されているがその売りも絶好の押し目として捉えられそうだ。
懸念材料は急激に進んでいる円安である。当局の介入も予想されるためアルゴリズム取引が相場を攪乱する可能性もある。
更に今週は7月7日の安川電機の決算発表を筆頭に第一四半期の決算が出始める。
業績続伸の期待が市場には強いため最初に発表する安川電機の決算は注目されよう。

今週のレンジは?

今週は3万2800円~3万3800円を想定する。週末にかけてETF換金売りの警戒で上値は重くなると思われる。

 

(ハチロク)

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