225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

1万9500円処はリバウンド狙いの買い場

 

8月のSQ値は1万9825円92銭と7月に続いて2カ月連続で2万円台乗せとはならなかった。今回は11日の金曜日が「海の日」の休日だったため9日の水曜日が最終売買日となったが北朝鮮の地政学リスクが再燃し257円安と大幅マイナスとなった。
日々の高安が100円未満の日が続いており閑散相場であったこと、仕掛けが8月SQの最終売買日であったこともあり「売り仕掛け」に嵌り、長期に続いた揉み合い相場が下離れした形となった。
SQの最終売買日であったため「プットの売り」ポジションの投資家はヘッジの為先物を売る必要があり、ヘッジ売りが下落を作り「売りが売りを呼ぶ」展開となった。また、前日にVIX指数(恐怖指数)が9ポイントから11ポイントまで2割上昇しておりボラティリティが高くなりやすい状況であったこともある。
VIX指数とはシカゴオプション取引所(COBE)でのS&P500のオプション取引のボラティリティ(変動率)から算出される指数である。
直接日本株に影響はないように思われるが過去を振り返ってもVIX指数が安値から上昇した翌日に225オプションのプレミアムが大きく変動している時が多い。
VIX指数の変動には注意が必要である。今週の相場は「ジリ貧」の展開を想定する。揉み合い相場が一旦下離れしたため下値を見極めたいとする投資家が多いと思われ買い手が少なくなると見る。
ボリンジャーバンドの▼2.5σは1万9740円処、▼2.0σは1万9810円処。バンド自体はこれから拡大していく状況でこの▼2.5σから▼2.0σの間でバンドに沿った動きを想定する。
底値探りの展開が予想されるが5月の安値19500円処はリバウンド狙いの買い場と思われる。(ハチロク)

 

 

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