225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

「ジリ貧」の相場継続か?

 

8月第3週の日経平均株価は大きく動いた。
週初に「北朝鮮リスク」により一時イブニングでは1万9350円まで売られたが売られ過ぎの状態であり金正恩氏が「今暫く米国の出方を見る」との情報が伝わると株価は売られる前の水準まで一気に戻した。
しかし、水曜日には材料不足で揉み合い相場が続きチャート的には転換を示す「十字線」がでた。相場の上値が重たくなっていたところにスペインでのテロやトランプ政権内のゴタゴタを理由に金曜日は大幅下落となり安値を試す展開となった。
後講釈で下がる理由は色々あるだろうが米国も日本も相場が目先天井をつけた可能性は高い。
NYダウは7月11日以来の25日移動平均線割れとなり政局不安が高まる中、戻りは鈍そうである。
NY市場が調整に入った場合、一番影響を受けるのが日本株である。為替も米国債の利回りが低下するなか円高傾向であり4月17日の1ドル108円10銭を試す可能性が高い。
売買動向をみても外国人投資家は4週連続で売り越しており売り越し額の合計は1.2兆円に達している。結局、現在の買い主体は「日銀」だけの状態である。
下がれば日銀が昼から買いを入れることが判っているため、大胆な売り崩しは難しいと思われるが戻れば売られる「ジリ貧」の相場が今週も続くと思われる。
拡大するボリンジャーバンドの▼1σ(18日現在1万9740円処)から▼3σ(同1万9380円処)の間での動きとなろう。
今週の「北朝鮮リスク」としては米韓合同演習が行われる21日や金正日の「先軍政治」が始まった記念日である25日の「先軍の日」には警戒が必要である。

 

 

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