225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

~多くの企業が自社株買いに資金を向ける~
3月期決算企業の決算がほぼ出揃った。今期見通しは全上場企業ベースで1.5%の経常減益。金融業を除いては1%の増益予想となっている。
発表前には円高の影響もあり10%程度の経常減益が見込まれていたために意外感があろう。
また、今回はトヨタ自動車に代表されるように自社株買いを発表する企業が多いということだ。世界的に景気停滞が予想されるなか設備投資に資金を回すのではなく自社株買いに資金を向けることは1株利益の上昇にもつながり好感される戦略だろう。
これらの影響もあり18日現在の日経平均のEPSは1191円。予想より約100円上昇した。
日経平均はおおよそPER13倍から15.5倍の中で推移しており、これを当てはめると約1万5500円から約1万8500円のレンジとなる。
この状況から指数的には上値余地はあるのだが、買いの主体である海外投資家にいかにして再度日本に戻ってきてもらうか?。
それには日銀の金融政策だけでなく、政府の果敢な経済対策にも期待したいところだ。(ハチロク)

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