波乱下でも強いゲーム【話題のテーマと狙える銘柄】

話題のテーマと狙える銘柄|企業 証券市場新聞
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第3四半期決算の好調が追い風

国内外のマーケットは欧米の金融政策引き締めとウクライナ情勢緊迫化を受けて波乱の動きとなり、業績好調でも売り叩かれた銘柄が数多く散見されるが、その中で先の第3四半期決算の好調が反映される形で株価が堅調なのが、ゲームセクターだ。一時期は半導体不足によるハードの販売停滞が足枷になっていたが、PCでのゲームユーザーが増えるなかで、その懸念は後退した。原料高などの影響も受けないことから、不透明感漂う状況下では安心して買える銘柄になっている。

任天堂は「マリオパーティ スーパースターズ」など好調

ゲームセクターに関しては昨年夏以降、デルタ株の感染鎮静化と緊急事態宣言解除を契機に軟調な株価推移となっていたが、オミクロン株の急速な感染拡大を受けて自宅で気軽に楽しめるアミューズメントとして見直す動きになってきた。その筆頭は1月14日の5万1450円を底に上昇基調となっている任天堂(7974)。ニンテンドースイッチは半導体不足によるハードの売れ行き鈍化を指摘する向きもあったが、既に累計1億台普及していることから、売れるソフトを作れば不安はない。22年3月期は通期連結営業利益で5200億円から5600億円(前期比12.6%減)へ上方修正しているが、や「マリオパーティ スーパースターズ」などの好調持続から更なる上振れの期待がある。

モンハン牽引のカプコン

カプコン(9697)も1月14日の2421円を底に上昇基調。22年3月期は連結営業利益で420億円(前期比21.4%増)を計画、既に「バイオハザード RE:3」はPC版が寄与、第4四半期は新たにPC版「モンスターハンターライズ」も投入するなどPC向けが牽引している。

スクエニは大作控える

スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)も22年3月期は連結営業利益で4000億円から5000億円(前期比5.9%増)へ上方修正された。3月18日には大型ソフト「STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN」の発売が控えている。

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