4日から新市場に移行!【話題のテーマと狙える銘柄】

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海外投資家をさらに呼び込む起爆剤か?

東証では既存の1部市場、2部市場、マザーズ市場、ジャスダック市場全てが廃止され、4月4日からプライム市場、スタンダード市場、グロース市場に再編される。これまでの市場区分は、東証と大証が2013年に株式市場を統合した際に、それぞれの市場構造を維持したことに由来しており、各市場区分のコンセプトが曖昧だった。1949年4月1日の東証設立以来、初めてとなる大規模市場再編で、国内投資家はもとより、海外投資家をさらに呼び込む起爆剤になることが期待される。

プライム市場には1841社

上場企業の移行先については最上位となるプライム市場には1841社、スタンダード市場には1477社、グロース市場には459社が上場する。各企業はプライム市場で株主数800人以上、流通株式時価総額100億円以上、スタンダード市場は同400人以上、10億円以上、グロース市場は同150人以上、5億円以上の上場基準維持が求められ、プライム、スタンダード、グロース各市場の新指数が公開され、プライム指数以外では、マザーズ指数に代わって、スタンダード指数が注目されそうだ。

プライム指数組み入れに絡む買い需要は?

プライムでは、トヨタ自動車(7203)やソニーグループ(6758)など世界的に知名度の高い企業がより、存在感を高めて海外投資家から注目を集める可能性が高い。また、4月4日の新市場区分移行日はグロース市場に移行するメリカリ(4358)は今年1月にプライム市場への市場区分変更申請を行っており、これが承認されれば、プライム指数組み入れに絡む買い需要が発生する可能性がある。

スタンダードには国内事業に主眼を置く企業

2部市場的な印象が持たれるスタンダード市場だが、1部市場の大正製薬ホールディングス(4581)はスタンダード市場を選択しており、ジャスダック市場から移行する日本マクドナルドホールディングス(2702)などを含めて、国内事業に主眼を置く企業が多い市場として、投資家から評価される可能性が高そうだ。

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