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初値形成後は格好のディーリング銘柄

 第3四半期決算が一巡し、手掛かり材料難となるなかで、次の市場の関心はIPO(新規公開株)に向かいそうだ。20社近くが上場した昨年末のIPOラッシュ時ほどの話題にはならないかも知れないが、2月22日の識学(7049)から3月19日のKHC(1451)まで15社がIPOを予定している。東証1部の主力銘柄の上値の重たさが目立つなかで、業態と成長への期待が高まれば初値形成後は格好のディーリング銘柄になる可能がありそうだ。

昨年秋のような波乱はない?

 昨年12月のIPOラッシュ時は、日経平均が1万9000円割れまで暴落し、大型上場のソフトバンク(9434)を筆頭に公開価格割れが相次いでおり、「IPOが必ず儲かる」という神話は崩壊した。ただ、22日以降のIPOに関してはソフトバンクのような市場全般の需給に影響を与えるような大型上場はなく、全般相場によほどの波乱がない限り、好実態のIPOはそれなりに評価される可能性が高い。加えて、仮に公開価格割れとなっても、企業実態から割安感が高い銘柄は売り一巡後に戻すケースが多い。その一例は12月21日に上場の自律制御システム研究所(6232)で、公募価格3400円に対し、初値は2830円。その後は2月1日に4180円の高値を付けている。

識学、スマレジなどにが話題か?

 22日公開の識学は、組織コンサルティングと従業員向け研修で企業経営者からは識学の知名度は高い。28日公開のスマレジ(4431)はiPadやiPhoneを使った、高機能かつ低価格なPOSレジとして、飲食店などへの普及期待が高い。3月13日公開でAmazon Web Services(AWS)のインフラ基盤構築などを行うサーバーワークス(4434)あたりが業態的に物色対象になりそうだ。




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