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需給面の重しない直近公開が狙い目

 輸出系を中心に東証1部の主力株の多くが高値を更新するなか、名実ともに年末相場に突入する12月は中小型株の奮起が期待される。その中でも東証マザーズ指数は、日経平均とジャスダック平均が昨年10月以来の高値水準にある一方で、1000円の大台すら回復できない状況で出遅れ感が顕著だ。直近では11月15日の845.22円からようやく出直る気配を見せており、需給面での重石が少ない直近上場銘柄を中心に短期値幅値幅取りの動きが活発しそうだ。

超大型案件がないことも追い風

 新興市場ではマザーズ、ジャスダックともに18年1月を高値に長期下降トレンドを描いていたが、ジャスダック平均は今年8月29日の3279.84円を底に直近では3600円台を回復し出直り色を鮮明化。一方、マザーズ指数は依然水面下ながら11月15日の845.22円で目先的な底打ち感がでてきた。12月はマザーズ市場だけで19社のIPOが予定されており、個人投資家を中心に新規資金が向かい易いうえ、IPOの高初値に躊躇した資金が他のマザーズ銘柄に向かうことも想定される。特に今年は1年前のソフトバンク(9434)という超大型案件がないことも追い風となりそうだ。

公開から1年以内の銘柄群

 IPO以外のマザーズ銘柄での物色の中心は、新鮮味があり需給面での不安が少ない公開から1年以内の銘柄群。その代表例は7月29日に公開のブシロード(7803)で初値の2204円から11月21日には4280円の高値を付けている。これに加えて9月19日公開のサイバー・バズ(7069)も初値4000円後の下落を経て11月22日には5250円の高値を付けている。ブシロードと同時期公開ではツクルバ(2978)が10月30日の1260円を安値に出直りを見せており、公開後の売りが一巡した銘柄を狙うのも一法だ。




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