アップル関連を見直す【話題のテーマと狙える銘柄】

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部品の多くを納入する日本企業

米国では主要ハイテク各社の10ー12月決算が出揃った。1月23日発表の米半導体大手インテルの第4・四半期決算は、売上高・利益とも市場予想を上回り、半導体業界が長い低迷期から脱却しつつあることが裏付けられ、28日に発表されたアップルも第1四半期は好調な内容が改めて確認された。アップルについてはiPhone11シリーズの好調が新ためて確認されたが、今後、注目されるのが今春以降の製品展開。全般相場は新型コロナウイルスへの懸念で波乱ながら部品の多くを納入する日本企業への波及効果を期待したい。

3月発売有力の廉価版iPhoneに関心

アップルについては丁度、一年前は業績予想の下方修正から株価が急落したことは記憶に新しいが、その後は端末の高価格戦略からの脱却を図り、業績回復を実現させた。今後はiPhone11の後継端末やそれが5G対応になるか?などが注目されるが、目先的には3月開催のイベントで発表されると噂されるの存在が俄かにクローズアップされている。名称が「iPhoneSE2」や「iPhone9」と報じられているこの端末は、449ドル~499ドル程度と従来機種に比べてかなり安価に設定されておおり、これが実現すれば日本でも定価5万円前後で購入が可能になる。これまで低価格端末はハーウェイが大きくリードしていたが、米国の制裁で海外でのシェアを大きく落としている。アップルが低価格端末市場に斬りこめば、これまで高価で購入を躊躇していた層への需要喚起が可能になり、ハーウェイ向け部品の受注が減少している日本の部品メーカーも恩恵を享受することになろう。

過去のアップル製品の納入実績

過去のアップル製品の納入実績ではディスプレイでシャープ(6753)、半導体でローム(6963)や村田製作所(6981)。水晶振動子の大真空(6962)やコネクターで日本航空電子工業(6807)などが注目されそうだ。

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